基礎工事やちゃ
丈夫で立派な建造物ほど肝心要は基礎工事だといわれます
時間をかけて丁寧につくられた基礎の上には絶対的な安心感と安定感
大きく素晴らしい作品を創る場合もそうですが、そのパーツである一人ひとりも自らを
「鳴る身体」にするため基礎工事に取り組んでいます
錆びた身体を目覚めさせ、ない息を絞り出し、徹底的に母音で発声し、それぞれが自分と向き合って苦手を克服しようと悪戦苦闘しております
先週は碓井智子先生による歌唱指導がありました
最初ということもあり、こちらも歌う前の基礎工事、大変ですっ
立ち方、息の出し方、唇・舌・表情筋…マイクなしでも観客の心に届く声を出すためにどこをどう意識すれば良いのか
歌う時はもちろん、日頃のメンテナンスにも効果的な方法を教えてくださいました
①リップドリル(唇ぷるぷる)とタンドリル(舌トゥルトゥル)は優しく長く
②あくびで口内の上の方をあける
③あごを軽くまっすぐ下げて頬骨を上げて逆三角形の口形で発声(ニィーアー)
④両頬の奥歯あたりを軽く指でくぼませ口を開けすぎずに発声(エアエア)
⑤息を吸いながら前屈し、息を吐きながら体を起こす
稽古に来た方も来れなかった方も関係ない方も、歌う前に試してみてくださいね
そして「横隔膜がすべて」とはいえ、栄養をしっかり摂ってしっかり寝る
首を冷やさないことや喉を甘やかさないことも大事だと
基礎中の基礎は特別なことじゃなくて、普段の生活の中にも潜んでいるようです
あん時きゃマジしんどかったねぇ~~~って
後から笑って云えるように、嬉し恥ずかし基礎工事
ああああうういあ~う(まだまだ続きま~す)