まずは交流やで
時代は令和となり、さてどのように流れてゆくのでしょう
『黄昏のラプソディ』の稽古場は
声優・女優としてご活躍の金月真美さん(青二プロダクション所属)がいよいよ東京より合流され、華やかさとキラキラした輝きを増しております
キャスト発表があり、道具の配置を意識しながらの立ち稽古も始まりました
そこに立つのは自分ではなく、あくまで物語の中の役、そして一人ではありません
ということは…その人物をよく知り、周りを感じて動かなければなりません
まずは交流して心と身体を連動させ、いろいろ試してみる時期のようです
私は4年半ぶりの舞台になかなか感覚が戻らず、登場場面では緊張のあまり足が震えちゃいました(笑)
初顔合わせの時お隣だった彼は、ぶっきらぼうな挨拶ぶりから「きっとあの役ね」って思っているとやっぱりそうで
人との交流なんてしたくないタイプかと思いきや帰りには「すっげぇ面白ぇぇ」って私に呟き、人懐っこい笑顔を見せてくれました
そんな彼に元俳優さんから「これ参考にするといいよ」があったり
中高生から憧れの中高年役へ「食べ放題一緒に行きませんかー」があったり
可愛い子ちゃんがロクマルさんへ「久さん♡」って名前を書いてくれてたり
平成育ちの人達と昭和の血が半分まざった人達との交流もどんどん深まりそうです
そして交流は、キャストだけに限りません
東京では打ち合わせや製作が着々と進み、ポスターやチラシ配布、資金集めにと奔走してくれている仲間たちもいます
実行委員は誰もが初めてに直面し、想定外に動揺し、それでも稽古に支障がでないよう滞りなく毎回充実した時間を過ごせるよう声を掛け合いながら準備や手配をしています
土日(1日8時間×2日)の稽古のほか、平日は8時間労働+オジカル、そうじゃない人はそれ以上にオジカルの仕事をし、さらにそれぞれのこうしたい、ああしてほしい等に対応しているともういっぱいいっぱいで食べる時間も寝る時間もないほどです
次から次へと増えるオジカルの仕事に、好きで始めたんでしょなんておっしゃられても当たり前なんてありゃしません(ちなみに私は支援者さまにお届けする次の会報のことで頭がいっぱいです)
すぐに対応できなかったりご迷惑をおかけすることも多々あると思いますが、負担が偏らないようキャスト内で係を分担しました(次回はそのこと書きますよ)
キャストもスタッフも全員が特別でかけがえのない存在だからこそ、一人ひとりを大切にし、みんなで流れを作っていければと思います